連載 [小説]ナースマン訪問看護編 あと、どれくらい?・第9回
なくした補聴器
小林 光恵
pp.416-419
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201450
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
アミカのベテラン訪問看護師・山内愛は、利用者の佃かつ乃(89歳)の補聴器をなくしてしまった。
入浴介助の脱衣の際に彼女の耳から外したところまでは記憶しているのだが、その後のことはまったく思い出せず、あたりのどこを探してもなかったのだ。
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.