特集 施設看取りを実践しよう—「介護スタッフへのサポート」が求められている
—【連携事例❷特別養護老人ホーム×訪問看護】—看取りの「実施」だけでなく「質」が問われるようになる/〈コラム〉連携によるAさんの看取りを終えて
田口 将人
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1社会福祉法人和光会和光会グループ介護事業・福祉事業本部
pp.42-47
発行日 2020年1月15日
Published Date 2020/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201355
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連携で深化する特養の役割
「終の棲家」として認識されていた特別養護老人ホーム(以下、特養)だが、在宅医療や居住系サービスなどの充実によって、看取りの場所は広がっている。そのような中、今後特養には、どのような役割を期待されているのだろうか。
私は、岐阜県にある社会福祉法人和光会の特別養護老人ホームで施設長をしていた看護師である。医療依存度の高まる特養の現場から、「訪問看護との連携による看取り」について述べていきたい。
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