特集 特定行為研修修了者がいる在宅現場が見たい—「行為の実施」にとどまらない看護の意義に迫る
—【現場からの声❶】—地域のニーズに応え、特定行為研修修了者を増やしています
中島 由美子
1
,
木下 真里
1
1医療法人恒貴会訪問看護ステーション愛美園
pp.816-821
発行日 2019年11月15日
Published Date 2019/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201304
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
地域ニーズに応えたい
訪問看護ステーション愛美園(以下愛美園)では、2016年10月から特定行為修了看護師による特定行為「ろう孔管理関連」「呼吸器関連(長期呼吸療法)」を実践しています。
訪問地域における医師不足、医師の高齢化による現在及び将来的な地域ニーズ、そして利用者の医療ケアに関するニーズを考えた結果、特定行為は訪問看護師の地域役割の1つであると判断し、まずは木下真里看護師(以下木下)に研修に行ってもらいました。
Copyright © 2019, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.