特集 訪問看護師が介入できる高齢者のポリファーマシー—「減らしたい」って言っていい!
薬を減らした3つの事例
樋口 秋緒
1
1医療法人北晨会恵み野訪問看護ステーション「はあと」
pp.628-635
発行日 2019年9月15日
Published Date 2019/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201259
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北海道にある恵庭市は人口約7万人、高齢化率26.6%(2018年末)で、新千歳空港のある千歳市と道庁所在地である札幌市のほぼ中間に位置しています。交通の利便性が高い地域ですが、近隣3市において200床以上を有する医療機関がありません。
医療法人北晨会恵み野訪問看護ステーション「はあと」(以下、当ステーション)の母体である恵み野病院は、199床の一般急性期病院です。がん末期で緩和ケアを希望される方や、カテーテルが挿入されている方など、医療ニーズが高い状態で在宅療養になる方が多く、外来も混雑しているのが特徴です。
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