特集 在宅で叶える食支援—訪問看護の摂食嚥下ケアをアップデートしよう
扉
pp.235
発行日 2019年4月15日
Published Date 2019/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201152
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食事介助にとどまらない、医療専門職ならではの「食支援」の知恵と技術を、在宅ケア職は磨いてきました。誤嚥性肺炎の予防を優先するあまり、退院時からの絶食・禁食を継続して「わが家なのに好きな食事ができない」ジレンマに陥る利用者・家族の悩みに対し、適切なケアで口から食べる幸せの回復をサポートするのも、これから訪問看護と介護の大きな役割ではないでしょうか。
本特集では、多職種による食支援の包括的評価とアプローチを可能にするアセスメントツールであるKTバランスチャートの開発者たちと、そのメンバーが設立した訪問看護ステーションの現場に焦点を当てます。また、10周年を迎える東京都新宿区の多職種連携グループの実践を報告いただくとともに、その実践を裏づける最新のエビデンスについても紹介。あなたのケア、アップデートできます!
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