特集 管理栄養士との連携が、在宅ケアを充実させます!
在宅療養高齢者の「食事」「栄養」に課題あり!—解決の糸口は、専門職の「連携」
前田 佳予子
1,2
1武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科
2一般社団法人日本在宅栄養管理学会
pp.306-311
発行日 2018年5月15日
Published Date 2018/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200917
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在宅療養者の生活の質を維持するうえで、栄養状態の維持・改善の視点は不可欠です。とくに高齢者においては、低栄養状態により、在宅での生活が難しくなるケースも少なくありません。
これが入院・施設入所している人であれば、常に医療・介護専門職種と接する機会があるので大事に至ることは少ないのかもしれません。体重の減りが大きい、食事の量が急に少なくなった、水分の摂取量が少なくなったなどといったことが判明すれば、即座に体重測定がなされ、食事摂取カロリーや摂取水分量をチェックして……と、ケアがなされていくことでしょう。
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