特別記事
新卒も、ステーションも支援する教育体制整備—岡山県看護協会の取り組み
江田 純子
1
1岡山県看護協会地域包括ケア推進室
pp.923-928
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200830
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岡山県看護協会(以下、協会)は、2015(平成27)年度から「岡山県新卒訪問看護師育成事業」(以下、新卒育成事業)を始めました。県内の訪問看護ステーション(以下、ST)は慢性的な人材不足であり、継続して人材を確保・定着することが目的です。
現在、岡山県内には145か所のSTがあり、約750人の看護職が働いています。岡山県訪問看護ステーション連絡協議会(以下、連絡協議会)の実態調査では平均年齢は40歳台後半で、20〜30歳台が少なく、看護職常勤換算数5人以下が約7割を占め、若手訪問看護師の参入促進とSTの大規模化が課題となっています。
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