活動レポート
岡山県食品衛生協会の活動
山田 寿
1
Kotobuki YAMADA
1
1(社)岡山県食品衛生協会事務局
pp.275-278
発行日 1988年4月15日
Published Date 1988/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401207668
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岡山県食品衛生協会は,今年で発足以来35年を経過する.この間の食品業界をとりまく環境は革命的といえるぐらいの変化を遂げている.
我々の協会は,歴代会長を中心として,常に協会員の抱える食品衛生上の問題点を的確に把握し,それらを解決するための活動の方向を模索し,少しでもよりよい方向に進もうということで色々な事業を計画し実行してきた.しかしながら,我々の協会は食品営業者の自主的な集まりであり,協会員の食品衛生に対する認識も様々である.また,協会活動は協会役員及び食品衛生指導員の熱心なボランティア活動に負うところが多い.これらの人々は自営業者が多く,活動時間に大きな制約が加えられているため,協会で企画・立案した事業が長続きせずに終わった事例も多くあった.多くの協会事業の中で,食品衛生自主指導員制度は発足以来約25年を経過し,現在の協会事業の主体となっており,その活動は定着したものとなっている.
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