巻頭 地域包括ケアのまちを歩く—コミュニティデザインの視点で読み解くケアのまちづくり・第8回
ケアの機能をもつコミュニティ—地域包括ケア「幸手モデル」
山崎 亮
1
1株式会社studio-L
pp.513-519
発行日 2017年7月15日
Published Date 2017/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200730
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人をケアするのは誰だろう。 医療や介護・福祉の専門職? 行政? それとも……。
住民同士が身近な人をケアし合い、どんな人でも社会に貢献したりつながったりしていることを感じられる居場所がある。そんな“ケアする社会”を実現しようとしているのが、埼玉県幸手市および北葛飾郡杉戸町で展開される地域包括ケア「幸手モデル」だ。まちづくりに関わる住民を“コミュニティデザイナー”と呼び、その活動を在宅医療連携拠点「菜のはな」が下支えしている。
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