特集 日々の「快」をささえ、可能性を広げる難病ケア
【総論】在宅における難病ケアの現状と課題/難病療養をささえる訪問看護/日本難病学会認定「難病看護師」としての活動実践
中山 優季
1
,
川村 佐和子
2
,
原田 さをり
3
1公益財団法人東京都医学総合研究所難病ケア看護プロジェクト
2聖隷クリストファー大学大学院
3原田訪問看護センター
pp.684-690
発行日 2016年9月15日
Published Date 2016/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200524
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2015年、難病の患者に対する医療等に関する法律(以下、難病法)が施行され、新たな歴史を刻みました。難病法の概要については、表1のとおりです。
訪問看護にとっては、指定難病数が306(2015年7月現在)に増えた一方で、指定医療機関の申請や対象者の自己負担上限表への記載など事務的な事柄が増えたことから、手続き上の煩雑さが増したという声も聞かれます。
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