連載 “顔の見える関係”ができたあとの多職種連携とは? 連携力の評価の視点・第3回
多職種連携における職種別の特徴—連携評価とリーダーシップ
藤田 淳子
1
,
福井 小紀子
1
,
乙黒 千鶴
1
,
池崎 澄江
2
,
辻村 真由子
2
1日本赤十字看護大学
2千葉大学
pp.62-67
発行日 2016年1月15日
Published Date 2016/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200366
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第2回で報告した3地域での多職種調査は、1人の終末期の利用者(2週間以上在宅終末期ケアを受けて在宅死した40歳以上の利用者)に対し、一緒にチームを組んだ3職種(医師・訪問看護師・ケアマネジャー)に質問紙調査を行なった。このようなチーム単位での調査はこれまであまり行なわれておらず、同じ利用者を担当するそれぞれの思いや考えを知ることのできる貴重なデータであると考えている。
そこで、本稿では、こうしたデータの特性を生かして、3職種間の❶相互の連携評価、❷チームのリーダーシップの捉え方に関する実態を分析したので報告する。
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