おばあさんは川へ洗濯に

　昨秋、鹿児島大学の島嶼・地域ナース育成プログラムのなかで行なわれた第2回シンポジウム「全人的な健やかさと安寧—なりたい自分、ありたい自分」に講演にうかがいました。これは、文部科学省が2014年度から3年間の事業として募集した「課題解決型高度医療人材プログラム」の一環で、鹿児島大学が採択を受けて実施している「地域での暮らしや看取りまで見据えた看護が提供できる看護師の養成—離島・僻地をフィールドとした教育プログラム」の1つです。

　そこで離島実習でのエピソードを聞かせてもらう機会がありました。そのなかで、本当にほほえましく、かつ暮らしのなかで生きる人の健康を考えるとはこういうことなのね！と、納得させられたお話を紹介します。