連載 「医療」と「福祉」再編の時代へ 「介護職員等による喀痰吸引等の法制化」を読み解く・第5回【最終回】
「連携」の実際と展望
高木 憲司
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1厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部
pp.974-979
発行日 2013年11月15日
Published Date 2013/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102653
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前回は、責任の所在を含め、介護職員等が喀痰吸引等を行なううえでの医療と福祉(介護)の「連携」の大枠と心構えについて述べました。
違法性阻却通知を頼りに介護職員等が喀痰吸引等を行なっていた時代にも、もちろん「連携」はありました(第4回p.889)。「特定の者」に対する喀痰吸引等においては、基本的にその蓄積による枠組みを活かした制度になっています。
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