特集 訪問看護の胃ろうケア―迷いながらも寄り添って
「余命半年」からの起死回生
大橋 奈美
1
1訪問看護ステーション「ハートフリーやすらぎ」
pp.869-872
発行日 2013年10月15日
Published Date 2013/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102624
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トキワさんは1931年生まれ、現在82歳です。2006年10月に左後頭葉脳内出血を起こして3か月間入院し、退院した2007年1月から訪問看護を開始しました。6年前のことです。
実はトキワさん、退院時に医師からは「余命半年」と告げられていました。入院中に誤嚥性肺炎を2度発症したことから、ボタン型の胃ろうをつけていましたが、その交換の必要性もないだろう、と言われていたのです。
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