特集 「訪問看護師」をどう育むのか 地域拠点としての「大学」と「ステーション」
―【座談会】―「訪問看護師」をどう育むか?―基礎教育・現任教育の両側面から
川越 博美
1
,
櫻井 雅代
2
,
佐々木 静枝
3,4
,
棚橋 さつき
5,6
,
山田 雅子
7
1緩和ケア訪問看護ステーション連絡会
2訪問看護パリアン
3世田谷区社会福祉事業団
4聖路加看護大学
5高崎健康福祉大学保健医療学部
6群馬県看護協会訪問看護ステーション
7聖路加看護大学看護実践開発研究センター
pp.380-389
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102188
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在宅医療への期待が高まるなか、その要となる訪問看護師の質・量ともの人材不足が喫緊の課題になっています。
まずは、「訪問看護師」を育むこと。今、それが最優先の課題になっていると言ってもいいかもしれません。
しかし、現場に“教育のプロ”はいない、というのが実状です。
日々の業務の傍らで、いかに「実習」を受け入れ、教えればいいのか。
また、それ以前の問題として、すでに訪問看護師である1人ひとりにも、「これでよかったのか」「もっといい看護をしたい」という不安と意欲、「もっと学びたいのに……」という悩みがくすぶっています。
基礎看護教育から現任教育、認定/専門看護師教育まで、さまざまな立場で訪問看護師の育成に携わっているみなさんに、課題と展望を語り合っていただきました。
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