特集 地域包括ケアシステムの展望
訪問看護を基盤とした小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)を広げよう
齋藤 訓子
1
1日本看護協会
pp.16-23
発行日 2012年1月15日
Published Date 2012/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102082
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2011年の「介護サービスの基盤強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」の成立により、介護保険のサービスとして「複合型サービス」が位置づけられた。
従来は、介護事業なら介護サービスを、訪問看護事業なら看護サービスを単体で提供してきたが、今後は病院の在院日数のさらなる短縮化が図られるので、地域には、高齢化し、かつ急性期の治療が終わったばかりの方々が流れてくる。これらの高齢者は介護も医療も必要な方であるので、介護だけ、看護だけといった単体サービスでは支えきれない現実がある。
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