特集 看護小規模多機能型居宅介護の見取り図—看護が行なう地域密着型サービス
看護小規模多機能型居宅介護を始めるには?
沼田 美幸
1
1日本看護協会医療政策部
pp.634-639
発行日 2015年8月15日
Published Date 2015/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200253
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今、高齢多死社会を目前に、高齢者の独り暮らしや、「老老介護」が増え続ける傾向にあります。看護小規模多機能型居宅介護(以下、看多機)は、要介護度が高い方や家族の介護力が不足している場合でも、長期的・継続的に在宅介護を支えるために、24時間365日の運営で「通い」「泊まり」「訪問看護」「訪問介護」の4つのサービスを1つの事業所が提供するサービスです(図)。
また、医療ニーズの高い利用者に対して柔軟に対応できるように、サービス内容が細かく定められていませんので、地域に合った事業展開がしやすいサービスです。
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