巻頭インタビュー ケアする人々・7
心と絆といのちで訪問看護をつないできた―第43回ナイチンゲール記章を授かって
村松 静子
1
1在宅看護研究センターLLP
pp.969-976
発行日 2011年12月15日
Published Date 2011/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102051
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訪問看護師のパイオニアである村松静子さん。その転機は35歳のとき、退院後の行き場をなくし、医療と福祉の狭間で苦しむ地域の人々を支えるボランティアとして、その在宅ケアを志す活動は始まりました。それから28年が経った本年、赤十字国際委員会から、世界中の看護師を対象に顕著な功績があった方を顕彰するフローレンス・ナイチンゲール記章(Florence Nightingale Medal)授与の連絡を受けたそのとき、村松さんは東日本大震災の被害に苦しむ被災地福島にあって、さらに新しい在宅ケアのかたちづくりを前進させていました―。
今回の「ケアする人々」は特別篇。常に現場にあって看護の道を切り拓いてこられた村松さんの半生の振り返りと、現在の思いをおうかがいしました。
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