連載 在宅ホスピスの現場から ターミナルケア実践からの12の学び・2
―多数のチューブ管理、退院延期を乗り越えて―病院水準で在宅ホスピスをあきらめない
網屋 佳代子
1
1ふじもと在宅緩和ケアクリニック
pp.140-143
発行日 2011年2月15日
Published Date 2011/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101796
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紅葉深まる秋、1本の電話が出会いのきっかけでした。「大学病院に腸閉塞の治療のため入院中だが、すでに体中にがんが転移しており、がんに対する治療が望めない状態であると宣告を受けた。それならば、夫婦2人でゆっくりと寄り添いながら自宅で過ごしたい」と希望するヒロシさんの妻・サチコさんからの電話でした。
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