特別記事
インドネシアから来た看護師候補者たち―ラストチャンスに向けて今
岡田 真紀
pp.44-48
発行日 2011年1月15日
Published Date 2011/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101769
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
経済連携協定(EPA)による看護師候補者(以下、候補者)、介護福祉士候補者の受け入れが2008年に始まり、インドネシアからの第1陣が来日してから2年あまりたった。
2010年2月の看護師国家試験を受験した100人の候補者のうち、合格したのは2人。看護師候補者は3年間の研修・就労期間中に合格しないとインドネシアに帰国することが協定では定められているため、2011年2月の国家試験がラストチャンスとなる。意気に燃えて来日した候補者たちだが、日本語、とくに漢字のハードルは高く、EPA協定のあり方や国家試験について、各方面から課題が指摘されている。そこで、2009年春に取材をした看護師候補者を再訪した。
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.