ほっとらいん ふろむ ほんごう
「第6回市民発!介護なんでも文化祭」開催
pp.1019
発行日 2010年12月15日
Published Date 2010/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101755
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“市民の目線で「介護」を伝えよう!”との発想から始まった「介護なんでも文化祭」が10月17日(日),上智大学四谷キャンパス・上智社会福祉専門学校で開催された。
6年目を迎え,プログラムにはさまざまな工夫が見える。第1会場の「はてなミュージアム」。介護に関する,介護に役立つ情報発信のブースが体育館いっぱいに広がり,介護の先輩たちがミュージアムツアーの案内役を務めてくれる。第2会場は「専門医や臨床心理士による個別相談コーナー」。こちらは認知症やこころのケアについて宮永和夫氏(ゆきぐに大和病院院長)をはじめとした専門家が個別相談に応じていた。第3会場は「集おう!介護の学び舎」。“認知症のひろば”“介護を学ぶ学生のひろば”“ケアする人のケアひろば”など教室ごとに分かれて交流の場が設けられ,認知症の家族を介護した経験から得た対処法を寸劇「こんなときどうしたらいいの?」で演じた会場は,認知症ケアの大変さを聡明に乗り越え,出会いの楽しさを存分に楽しむ明るさに満ちていた。
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