短報
認知症に対する介護老人保健施設の機能―第三報:介護老人保健施設Nの調査
赤沼 恭子
1
,
関田 康慶
2
,
目黒 謙一
1
1東北大学大学院医学系研究科高齢者高次脳医学
2東北大学大学院経済学研究科医療福祉システム分野
pp.1000-1002
発行日 2010年12月15日
Published Date 2010/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101750
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背景と目的
東北6県の全国老人保健施設協会正会員施設を対象に,郵送法によるアンケート調査を施行した(第一報・第二報として掲載)。第三報として,その正会員施設の1つである介護老人保健施設(以下,老健)Nを対象に,認知症発症から老健入所までの期間に影響を与える要因と,個々の入所者の入退所の状況を明らかにするために,入所者の調査を施行した。
老健Nは宮城県に在所し,医療法人で運営される定員150床の施設である。常勤医師1名と非常勤医師3名が従事しており(常勤換算数では1.5名),非常勤医師の1名は認知症専門医である(2007〔平成19〕年2月現在)。
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