『逝かない身体――ALS的日常を生きる』大宅壮一ノンフィクション賞受賞記念企画
―【対談】―私たちは「逝かない身体」と語り合える
川口 有美子
1,2,3
,
柳田 邦男
1日本ALS協会
2NPO法人ALS/MNDサポートセンターさくら会
3訪問介護派遣事業所(有)ケアサポートモモ
pp.487-495
発行日 2010年7月15日
Published Date 2010/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101631
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川口有美子さんが『逝かない身体――ALS的日常を生きる』(医学書院刊)で,第41回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した。川口さんがALSの母親を12年間介護したつぶさな記録だ。はじめ,川口さんは「安楽死」にも肯定的だった。しかし彼女は,介護の過程で変わっていく。なぜ,川口さんは変わったのか? 同賞の審査委員であり,息子さんを脳死の末に亡くした柳田邦男さんと,「逝かない身体」をめぐって語り合っていただきました。
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