連載 在宅ケア もっとやさしく,もっと自由に!・4
「病気は家庭で治すもの」
秋山 正子
1
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション・白十字ヘルパーステーション
pp.48-49
発行日 2010年1月15日
Published Date 2010/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101513
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「自分で自分の健康を考えられる人」をつくる
私が看護を学んだのは1970年代のことですが,その頃すでに京都西陣の堀川病院では,「路地は病院の廊下」といった,早川一光先生の実践がされて,在宅での認知症ケアに取り組まれていました。私も早川先生の本を読み,感銘を受けた一人です。そして現在,その感覚はよくわかりながらも,在宅は本来,「家=家庭」を訪問するものであり,病室とは違うのではないかと思いはじめ,ちょっとこのことについて皆さんと意見交換できたらいいなあと思ったりしています。
在宅ケアの草分けである,ライフケアシステムを始められた佐藤智先生をご存知の方は多いと思います。
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