特集 豊かな在宅ケアの実現に向けて いま,できることを!
訪問看護をもっと元気にする
和田 洋子
1
1医療法人社団三喜会居宅サービス部
pp.12-15
発行日 2010年1月15日
Published Date 2010/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101503
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訪問看護ステーション数が停滞している。2009年4月現在その数は5600あまり,訪問看護師はいまだ2万人台である。しかし,個々のステーションを見れば,地域の頼りになるステーションとして存在感を増しているところも少なくない。一方で,ベテランの所長がバーンアウトしてしまい,運営が立ちゆかなくなるケースもある。地域差もあるが,着実に利用者数を伸ばしているところとそうでないところがある。
在宅ケアを円滑に進めていくためには現在あるステーションのどれもが大切で,かけがえのないものであるにもかかわらず,思い描くような活動ができないのはなぜなのだろうか。
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