特集 地域にもっと訪問リハを!
在宅におけるリハビリテーション看護
齋竹 一子
1,2
1(株)トーワシステム@訪問看護ステーション
2動作介助研究会
pp.450-455
発行日 2009年6月15日
Published Date 2009/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101341
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
在宅で生活している方にリハビリを
@訪問看護ステーション(以下,当ステーション)は,東京都立川市に2007(平成19)年12月に開設した,在宅リハビリテーションを推進するステーションである。
当ステーションを開設する前,私は回復期リハビリテーション病棟の病棟師長として働いていた。そこで初めてリハビリテーションと向き合い,リハビリテーション看護の奥の深さに悩みながらも,患者さんから学び,教えられ,充実した日々を送っていた。毎日リハビリに取り組むことで,入院時には移乗動作に介助が必要であった方が,T字杖で独歩が可能になったり,ベッド上がクッションだらけであった方の座位バランスが向上し,端座位が安定するようになったりと状態がよくなることを知り,リハビリの重要性も実感していた。
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.