研究報告
在宅人工呼吸療法中の小児への夜間滞在型訪問看護が看護師に与えた影響(その1)―看護師の不安・ストレスや支障
生田 まちよ
1
,
宮里 邦子
1
1熊本大学医学部保健学科看護学専攻
pp.124-130
発行日 2009年2月15日
Published Date 2009/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101259
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在宅人工呼吸療法中の小児の2家族に対して夜間滞在型訪問看護をホームベースのレスパイトケアと位置づけて効果や問題点の検討のためパイロットスタディを行なった。夜間滞在型訪問看護を行なうなかで,訪問看護師が不安・ストレスや支障を感じたこととして,【児を夜間に長時間看護することへの不安・戸惑い】【母の受け入れへの不安・心配】【訪問時の看護師の気遣い】のほか,【看護師自身の家族】【訪問看護ステーション】などの社会的心配・支障もあり,訪問に対する緊張を高め,【看護師の体調への影響】が生じていた。
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