特集 精神科訪問看護の実際
精神科訪問看護を提供するステーション管理者として
中井 有里
1
,
久保 博美
1
1訪問看護ステーションラポールちかもり
pp.36-40
発行日 2009年1月15日
Published Date 2009/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101236
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ラポールちかもりの風土やスタンス―スタッフ育成における管理者の役割(中井有里)
●法人の理念に沿った訪問看護機能
近森会(以下,当法人)は「急性期医療からリハビリテーション,そして在宅医療まで」を理念としており,法人内の精神科医療を担う組織として,「総合心療センター近森」がある。それは急性期病棟,回復期病棟,ストレスケア病棟からなる近森病院第二分院(病床数104床,うつ・神経症を対象とした精神科デイケア併設)と,精神障害者のリハビリテーションに取り組む高知メンタルリハビリテーションセンター(統合失調症を中心とした精神科デイケア,地域生活活動/相談支援センター,援護寮,精神障害者を対象とする訪問看護ステーションラポールちかもり(以下,当ステーション))の二本柱からなる。
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