特別記事
“マグネットステーション”に共通するもの―1年間のインタビューをふり返って
木村 憲洋
1
1高崎健康福祉大学健康福祉学部
pp.1012-1017
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101214
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「マグネットステーションインタビュー」の始まり
2007年春,「訪問看護ステーションや訪問介護ステーションの経営は厳しく,採算の合わないステーションが多いといわれている。なぜ,経営が上手くいかないのか。経営が成功しているといわれる訪問看護ステーションとの差はどこにあるのだろう」。こう考えたのが発端で,その後,「訪問看護や訪問介護で成功しているといわれるステーションの管理者をインタビューする。そのインタビューは日々経営に悩んでいるステーション管理者のヒントになるはずだ」という考えに至りました。
さらに,「成功しているステーションは在宅医療や看護,介護のサービスを受ける人だけでなく,そこで働く職員も引きつけて離さないでいる。そこで成功しているステーションを“マグネットステーション”と呼び,そのインタビューから導き出した成功の秘訣を読者に提示することで,全国の訪問看護ステーションがよりいきいきするようなサポートをしよう」というコンセプトのもと,連載「マグネットステーションインタビュー」が始まりました。
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