連載 イギリスの小児訪問看護の歴史と現状・4【最終回】
小児の在宅緩和ケア
多田羅 竜平
1
1大阪市立北市民病院小児科・緩和医療科
pp.602-604
発行日 2008年7月15日
Published Date 2008/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101122
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治癒を見込めない難病の子どもたちのQOL向上を目指した取り組みを小児緩和ケアと呼ぶが,それを提供する場所は可能な限り自宅であることが望ましいと,多くの子どもや親が考えている。しかし,実際に在宅緩和ケアを提供するためにはさまざまな職種の人たちによる共同のアプローチを必要とし,その実現は必ずしも容易でない。今回はすでに小児在宅緩和ケアが広く実践されているイギリスの現状を紹介する。
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