特集 訪問看護の仕事の魅力を伝えよう
病院看護師を対象にした「訪問看護ステーション1日体験研修」―東京訪問看護ステーション協議会の取り組みから
曽木 はま子
1
1東京訪問看護ステーション協議会研修委員会
pp.371-375
発行日 2007年5月15日
Published Date 2007/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100868
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東京訪問看護ステーション協議会と研修委員会の目的
「東京訪問看護ステーション協議会」は2005(平成17)年1月に発足した。それまで任意団体として12年間活動していた「東京訪問看護ステーション連絡会」が,さらなる活動展開を図るために,東京都医師会,東京都看護協会の協力を得て,東京訪問看護ステーション協議会として新たな活動を開始したものである。会員数は2006(平成18)年12月31日現在367ステーション。都内を10ブロックに分け,各ブロックから選出された理事が協議会活動の中核を担っている(図1)。
専門委員会のひとつである研修委員会では,訪問看護に関する研修の企画および実施を担っている。年間活動計画に沿って研修計画を立て,具体的な企画,開催,研修ごとの総括を行なう。研修企画案は研修委員会において活発かつ自由な意見交換の中から生まれており,ステーションを取り巻く地域で起きている問題・課題にタイムリーに取り組める研修に努めている。
研修委員会では,2005年から,病院勤務職員を対象とした体験型研修「訪問看護ステーション1日体験研修」を実施しているので,報告したい。
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