特集 介護支援専門員の守備範囲―困難事例への対応を考える
私がケアマネをやめた理由―訪問看護に専念することを選んで
松浦 みゆき
1
1だんけ訪問看護ステーション
pp.518-521
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100532
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4年間の兼務を経て
私は,介護保険がスタートした2000(平成12)年から,訪問看護と兼務で,介護支援専門員(ケアマネジャー)の仕事をしてきました。訪問看護が主でしたから,ケアマネジャーとして担当する利用者は,多い時で15名,平均10名前後でした。
しかし,2004年の3月で4年間のケアマネジャー業務を辞め,訪問看護に専念することにしました。なぜ辞めたのか,大きな理由は2つあります。
1つは,仕事の内容に比べてその代価があまりに低いこと。もう1つには,訪問看護に比べてやりがいを感じられなくなったからです。
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