特別記事
介護報酬改定の解説とポイント―訪問看護を中心として
島田 陽子
1
1厚生労働省保健局老人保健課
pp.374-378
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100443
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はじめに
平成18年度介護報酬改定は,高齢者の「尊厳の保持」と「自立支援」という介護保険の基本理念を踏まえつつ,限られた財源を有効に活用するため,①中重度者への支援強化,②介護予防,リハビリテーションの推進,③地域包括ケア,認知症ケアの確立,④医療と介護の機能分担・連携の明確化といった点を基本的な視点として,効率化・適正化の観点から見直しを行なった。本稿では訪問看護に係る事項を中心に,介護報酬改定について概説する。
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