連載 訪問看護のパイオニアたち・6
水俣診療所で訪問看護を始めた―上野恵子さん
宮崎 和加子
1
1健和会訪問看護ステーション
pp.966-969
発行日 2006年10月1日
Published Date 2006/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100362
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1970年代の半ばより,日本全国の多様な場から訪問看護の実践が始まった。先導した著名な看護師については本や記録で紹介されている。しかし,未だ紹介されていない,自主的に訪問看護を行なっていた多くの看護師がいたことも記録に残し,記憶にとどめておきたいと思う。
1970年前半から始められた,全国各地の小さな病院や診療所での訪問看護の実践は,その多くが,「全日本民主医療機関連合会」(通称「民医連」)が大きな方針として,地域で寝たきりになっている患者・人に積極的に出向いて看護をしよう!と呼びかけて行なったものである。
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