特別記事
進行性難病の在宅リハビリテーション(前編)―在宅リハビリテーションの視点
寺島 秀幸
1
1医療法人緑の風訪問看護ステーション虹
pp.940-944
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100234
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進行性難病の在宅リハビリの現状
ステーションの概要
当ステーションは,有床診療所(千里クリニック)および介護老人保健施設(いこいの森)に併設された訪問看護ステーションである。両施設および地域の医療・福祉施設と在宅との架け橋になるように「虹」と命名され,2000(平成12)年6月に開設された。訪問は,安芸郡,津市,鈴鹿市を中心に行なっているが,これらの地域は通所・訪問系の各サービスが充実し,他事業所や多職種と連携の取れる地域であるといえる。
また,昨今は訪問看護ステーションとはいえ事実上リハビリステーション(リハビリスタッフ中心に運営するステーション)の形態が増えているが,当ステーションは訪問看護を主に置いたステーションである。スタッフは,看護師が4名,理学療法士が2名で構成されている。
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