特集 訪問ナースのための皮膚アセスメント入門
皮膚疾患を考える前に……皮膚症状の観察―いろいろな発疹と疾患別ケアのポイント
金児 玉青
1,2
1聖路加国際病院看護部
2皮膚科看護研究会
pp.630-637
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100182
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皮膚の情報を読み取るために,現在さまざまな検査があります。それでも最も大切なのは視診・触診による皮膚症状(発疹)の観察だと言えます。症状をよく観察し,そこから何が起こっているかを類推して,その類推を頼りに意図的にインタビューをし,考えをまとめていくのが皮膚科の問診のとり方です。
そのために重要なのは,個疹のかたちについて正しく理解することに尽きます。
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