特集 ケミカルハザードとしての抗癌剤―その安全管理をめぐる諸事情について
インタビュー アメリカにおける抗悪性腫瘍剤の取扱い
アン・ハーディー
1
,
柿川 房子
2
,
真壁 玲子
3
1ランメッド社
2佐賀医科大学医学部附属病院看護部
3日本赤十字看護大学
pp.266-272
発行日 1992年9月15日
Published Date 1992/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901891
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ガイドラインが出されるまで
──アメリカ合衆国では,抗癌剤の取扱いに関するいくつかのガイドラインが出されているようですが,いっごろから,また何を契機にその危険性について提起されたのかをまずお話し下さい.
アン 12年前のことからお話したいと思います.私は当時スタッフナースとしてMDアンダーソンの癌センターの外来部門で化学療法を受ける癌患者のために働いていました.
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