特集 変化を起こす
サムタイマー制にみる伊勢丹の人材活用術―変化の導入のための考え方と,そのプロセス
後藤 桂子
pp.29-34
発行日 1991年1月15日
Published Date 1991/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901792
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はじめに
何かを変える.新しい試みを行なう.こんなとき,「どうして変えるのか」とか,「今のままでよい」という声が必ず発せられる.それに答え,変化をもたらす努力を行なうことは,現代のように時の流れが速く,周囲の外的影響も多いなかにいる看護管理者に対して,多大なエネルギーを要求するかもしれない.看護および医療を,単に1つの専門領域として殼にとじこもっているだけでは済まされない現状においては,新しい試みや,現状の打破といった方策も必要である.
今回,ある百貨店で導入した,新しい勤務形態について,ここに紹介する.
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