特別記事
【グラフ】医療過誤ゼロを楽しくめざして―公立富岡総合病院の「医療過誤防止カルタ大会」
八木 保
,
本誌編集室
pp.739-741
発行日 2000年9月10日
Published Date 2000/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901277
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七夕の夕刻。公立富岡総合病院講義室で元気な声が響き渡った。看護主任会主催の「医療過誤防止カルタ大会」が開かれたのだ。句が読み上げられた瞬間,「ハイ!」という声とともに飛び交う絵札。目の前の札をとられて悔しがったり,同時に手にした札を譲り合ったり。カルタ作成の中心となったのは,大会主催者の主任会メンバー11名である。当日は進行係や審判係を担い,勝負の行方を見守っていた。
開会の言葉,ルール説明,選手宣誓の後,大会は開始された。試合は看護単位による10チームのトーナメント形式で,各チームから勤続3年未満あるいは5年以上の選手3名ずつが出場した。勤務を終えたナースも,ぞくぞくと応援に駆けつけてきた。
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