第4回懸賞論文「病院から地域へのネットワークづくり」入賞作 佳作
病院から地域へのネットワークづくり
玉田 八重子
1
,
小野 淑子
1
,
益田 澄子
1
,
田戸 治
1
1広島市立安佐市民病院
pp.146-152
発行日 2000年2月10日
Published Date 2000/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901153
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はじめに―総合相談室ができるまで
広島市北部の自治体病院である当院は,ベッド数が527床,診療科18科,1日平均外来患者数は約1300名,平均在院日数約19.4日,病床利用率94.3%である。
広島市北部から県北西部,島根県の県境に至る広範囲の地域を診療圏にし,この地域の急性期,高度医療を担う総合病院として機能している。病院の位置する広島市安佐北区は人口16万71名,高齢化率14%である。存在する福祉施設は療養型病床115床,特別養護老人ホーム8か所,訪問看護ステーション6か所,在宅介護支援センター6か所である。
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