特集 滝川市立病院看護職と行政との人事交流―介護保険時代の看護の役割
在宅介護に向けてのスタッフ教育
堀 妙子
1
,
熊谷 明美
2
1竜川市立病院看護課
2竜川市立病院病棟
pp.124-127
発行日 2000年2月10日
Published Date 2000/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901149
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はじめに
今年4月から,いよいよ介護保険が開始となる。高齢社会への対応として,保健・福祉・医療の連携の重要性が叫ばれてから久しいが,実際には,まだ課題として残されている部分が多い。
在宅支援を必要とする対象者1人ひとりが,満足度の高い援助を受けるためには,システムづくりはもちろんのこと,それを実践する者1人ひとりの対象者をみる視点が重要となる。医療の現場で働くわれわれ看護婦は,ややもすると医療機関内で患者さんを看護する延長線上に在宅をみてしまう傾向がある。
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