特集 滝川市立病院看護職と行政との人事交流―介護保険時代の看護の役割
地域における市立病院の役割
武内 惠輔
1
1滝川市立病院
pp.102-104
発行日 2000年2月10日
Published Date 2000/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901145
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滝川市の歴史
滝川市は空知炭田と石狩川流域に広がる農村地帯を後背地として,空知川と石狩川の合流地に,道北,道東への交通中継の要,商業地として発展しました。札幌―旭川間の鉄道,高速道路を利用するとちょうど真中で,どちらからも1時間たらずの位置にあります。
滝川の誕生は1890(明治23)年,主に山形県,石川県などからの屯田兵による開墾から始まりました。滝川が属する空知支庁は,農地の開拓が石狩,上川と並んで一番早かったことと優良な石炭が産出されたことから,人口の流入が戦後まで続き,現在10の市が密集し,そのそれぞれに市立病院がつくられました。
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