特集 変革期に看護の未来を見据える
真のチーム医療をめざして―公的病院の開設準備に関わる立場から
滝童内 浩子
1
1横浜市衛生局脳血管医療センター開設準備室
pp.670-675
発行日 1998年9月10日
Published Date 1998/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900878
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はじめに
現在,医療保険改革のまっただ中にあって,多くの看護管理者は変化の波にもまれながら,自施設の経営の安定化とともに,医療サービスの受け手である患者や家族,そして職員の満足度を高めるべく,日夜並々ならぬ努力をされていることと思う.先駆的な取り組みをしている病院看護管理者の実践報告も多い.
筆者は今,1999(平成11)年度夏に開院予定の市直営の脳卒中専門病院の開設準備業務に携わっている.実際に臨床が動く中での取り組みや結果を述べることはできないが,自治体立の新病院開設準備室の看護管理者として,何を考え,何をめざして,どのような取り組みをしているのかについて,主たるところを述べたい.
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