往復書簡・10 杉野元子⇔荒川義子
長野五輪にチーム活動を思う
GAN
pp.311
発行日 1998年4月10日
Published Date 1998/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900811
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荒川先輩
長野五輪も終わりました.大会期間中は,メダルの数よりも,長野のナースの皆さんが通勤時に交通規制で困っておられないかと,そのほうが気がかりでした.
でも,スキーのジャンプの団体戦には興奮しました.4人の選手が自分の仕事を高レベルで遂行しないとメダルに届かないという,結果がはっきりと見える厳しい課題.実力を出し切れず2回目に賭けても,再度の失敗の可能性や風の運もあり得る世界.しかも,自分の失敗が仲間の成果を台無しにしてしまうのですから,選手たちは大変なストレスだろうと,ドキドキしました.そちらでもご覧になりましたか.
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