懸賞受賞論文「私たちの安全・安楽の工夫」
―優秀―吸引のできる「口腔ケア歯ブラシ」の考案
吉田 実千子
1
,
藤巻 一美
1
1富山県厚生連高岡病院看護部
pp.833-835
発行日 1997年11月10日
Published Date 1997/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686900579
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工夫の動機
身体に何らかの障害があり,自力で口腔の清潔行為ができない患者には,洗浄法,清拭法,含嗽法,歯ブラシ法などの看護者による口腔ケア援助が必要である.
これまで当院では,安静臥床を余儀なくされている脳血管障害や意識障害のある患者や,ターミナル期にある患者に,主に口腔清拭法を用いて口腔ケアを行なっていた.
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