特集 トランジション 新たな役割への移行期を活かすために
わたしのトランジション
加納 江利子
1
,
佐藤 美代子
2
,
前 久栄
3
,
星子 英子
4
,
池亀 俊美
5
,
飯塚 あつ子
6
,
末永 美紀子
7
,
林 美恵子
8
1東京都健康長寿医療センター 看護部
2八尾市立病院看護部
3医療法人ガラシア会ガラシア病院看護部
4順天堂大学医学部附属順天堂医院 医療安全機能管理室 病院機能管理部門
5日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院
6訪問看護ステーション保木間
7NPO法人こどもコミュニティケア
8聖隷浜松病院看護部
pp.306-323
発行日 2021年4月10日
Published Date 2021/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201831
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自施設での昇進で味わったトランジション 加納江利子
管理職になろうと思ったきっかけ
私は主任昇格時の異動に伴い,それまで配属されていた病院から現在勤務する高齢者急性期病院に転勤となった。その後,次席の時に感染管理認定看護師となり,専従で勤務したのちに,病棟看護師長,外来看護師長を経て,現在,人材育成担当副看護部長として勤務している。
これまでのキャリアを振り返ってみると,私が主任になった当時,6年目の看護師が主任試験を受けるのは当たり前のことであり,受験して合格したから主任になっただけであった。その後,看護部から推薦されて感染管理認定看護師になるなど,その時のタイミングと周囲の人とのご縁で役割を得てきた。
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