特集 看護記録の効率化 働き方改革の中でケアする時間をどう捻出するか
今求められる看護記録と今後の展望
瀬戸 僚馬
1
1東京医療保健大学医療保健学部医療情報学科
pp.324-329
発行日 2020年4月10日
Published Date 2020/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686201554
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看護記録の,目的である「看護」と,手段である「記録」がともに進化しつつある時代の流れを踏まえれば,現在はSociety5.0を見据えた記録に向けた転機にあると言える。
本稿では,看護記録の効率化の方向性を「コンテンツ」と「記録手段」の視点から論考するとともに,看護記録の標準化とデータ活用の方向性や,次世代型記録を実現する際に留意すべきことについて考察する。
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