特別記事
マギーズに学ぶファンドレイジング(後編)
勝原 裕美子
1
1オフィスKATSUHARA
pp.240-243
発行日 2018年3月10日
Published Date 2018/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200924
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がんを経験した人と,家族・友人のために,病院外での新たな相談支援を提供する英国のマギーズキャンサーケアリングセンター(以下,マギーズ)。チャリティによって運営されていることも特色の1つだ。寄付をはじめとする資金調達を担う専門家としてファンドレイザーが各センターで活動している。
単なる資金調達に留まらず,組織を成長させ,社会から共感や参画を得るためのプロセスをつくるファンドレイジングという活動の意義を,2017年に英国のマギーズを訪れた経験から,2回にわたり紹介する。後編では,ファンドレイジングの種類と,マギーズにおけるファンドレイザーの役割の特徴を具体的に解説する。
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