連載 在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・173
マギーズ東京10周年に向けて(後編)
秋山 正子
1,2,3
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション
2暮らしの保健室
3マギーズ東京
pp.156-157
発行日 2026年3月15日
Published Date 2026/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.134170450310020156
- 有料閲覧
- 文献概要
前回は、2016年10月にオープンしたマギーズ東京における開設までの経緯を述べました。マギーズ東京を開設して10年が経過した今、始まりには訪問看護での気づきがあったことを改めて思い起こしています。
外来でのがん治療や経過観察が主流となっている現代では、日本人の2人に1人はがんになります。がん医療の進展とともにがんは予防できる時代となり、早期で発見された時の5年生存率が高い数値になっています。このように、がんは慢性疾患と同じように長く付き合う病気の一つになってきているものの、「がん」という響きが持つ、生命を脅かす魔物のように忍び寄る感覚は、人々の心に深く入り込みます。その結果、多くの方が心理的なダメージを受けます。
Copyright © 2026, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.

