書評
《がん看護実践ガイド》—見てわかる—がん薬物療法における曝露対策
城所 扶美子
1
1昭和大学病院・附属東病院 看護部
pp.411
発行日 2017年5月10日
Published Date 2017/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686200704
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曝露対策として,個人と組織で取り組むべきことが分かる1冊
学びのニーズに応える実践書
がん患者の増加に伴い,抗がん剤を使用する患者も増加している。さまざまな種類の抗がん剤が使用されている中で,曝露対策として今行っていることが安全なのか,これから何をしたらよいのか,それぞれの施設で明確になっているだろうか。
抗がん剤の曝露は自身の健康へも影響を及ぼす危険があり,不安を抱えながら日々抗がん剤を取り扱っている医療従事者も少なくないと思う。手順や運用が整備されている施設ばかりではない。自施設の現状を把握するためにも,望ましい取り組みについて知りたいというニーズはあるだろう。
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